三連水車が回る福岡県朝倉郷は、名だたる穀倉地帯。
この台地の実りと上質な水、職人の確かな技が日本酒造りの基礎となります。
弊社の日本酒ブランドは「国菊」と「比良松」。
「国菊」は100年以上続く弊社伝統のブランド。
「比良松」は弊社が100年ぶりに世に送り出した新ブランド。
「伝統の国菊」と「革新の比良松」。
2つのブランドへの想いをしるします。
弊社では、日本酒「国菊」は地元の酒として位置付けております。
地元福岡の食卓を彩る食とともにあるお酒です。
地域の食の傾向は時をかけて構築されるものです。
一朝一夕に変わるものではありません。
その食とともにつくられてきた「国菊」の「伝統」の味わいも、変わらず受け継がれていきます。
対して、日本酒「比良松」は革新のお酒です。
「日本酒は嗜好品」と位置付け、時代の変化とともに細かく変化するニーズに応え、これまで蓄積してきた技術を駆使して、設計を行います。
味わいは、「甘旨口タイプ」と「淡麗辛口タイプ」。
特に前者はお米由来の甘味・旨味を生かすことを目指した新しいタイプのお酒です。
前述のとおり、「比良松=ニーズを追い続ける酒」なのですから、酒質およびそれを達成する為の技術も毎年変更を加えます。詳細は、弊社Facebookにてご確認ください。
ただ、「比良松」ブランドにおいても変わらないものもあります。
それは地産へのこだわり。
「酒つくりは地域に根差したもの」のコンセプトの下、地元の特約農家様に作っていただいた山田錦を、地元の地下水で仕込み、地元の蔵人が醸す。
この点は、不変です。